「人手不足に悩んでいるけれど、大手求人媒体のコストが高くて、ほかの手段を考えたい」と、お考えの採用担当者や企業経営者の方にとって、Indeedは非常に強い味方です。
Indeedは、世界最大の求人検索エンジンで、多くの求職者が日々利用しているプラットフォームです。
なかでも特に注目すべきは、コストをかけずに求人を「無料掲載」できる点。効果的に活用すれば、掲載コストを最小限に抑えつつ多くの求職者にアプローチできるため、特に小規模企業やスタートアップには理想的なツールです。
この記事では、Indeedで求人を無料掲載する方法から、無料と有料プランの違い、さらにIndeed公式サイトには載っていない小さなコツまでを詳しく解説します。
Indeedの効果的な活用方法を知りたい、代わりに運用してほしいといった方は弊社でサポートも可能です。
求人広告のハードルを下げ、効率的な採用活動を実現するための実践的なポイントをぜひ掴んでください。
Indeedとは世界No.1の求人検索エンジン
Indeedとは、世界No.1の求人検索エンジンであり、世界中で数億人の求職者が利用する最大級のプラットフォームです。日本国内だけでも月間3700万人以上が訪問していると公式サイトで発表されており、広範な求職者層にリーチすることが可能です。
Indeedでは無料で求人を掲載でき、多くの企業が求職者にアプローチするための主要な採用ツールとして利用しています。
特定の職種や勤務地に基づいた検索機能を備え、コストを抑えて採用活動を始めたい企業にとって大きなメリットがあります。
Indeedの基本機能を活用することで、幅広い求職者層に効率よくアプローチすることができます。
使い勝手の課題と解決策
Indeedは非常に便利な求人検索エンジンですが、管理画面の操作が少しわかりづらいと感じる場面もあります。
例えば、ガイドラインを理解していないと求人が非掲載になったり、操作が分からずうっかり有料掲載にしてしまったりと、スムーズに進まないこともあります。
まずは自社で利用してみて、操作に不安がある場合や思うような効果が出ない場合は、ぜひ弊社にご相談ください。
独自の採用ロジックで継続的な採用活動の改善を目指し、法人設立から2年で200名以上の採用に貢献してきました。まずは無料相談からお気軽にお問い合わせください。
Indeedの無料掲載をおすすめする7つの理由
- コストを抑えられる
- 掲載数は無制限
- 何度も編集できる
- 幅広い求職者層へリーチできる
- 認知度向上に活かせる
- 採用市場レポートが利用できる
- 数値測定できる
Indeedに無料掲載するメリットは非常に多く、現代の採用活動において必須で利用するべきサービスだと言えます。利用するか迷う必要はなく、今すぐにでも始めることをおすすめします。
もしすぐに応募が集まらなかったとしても、掲載することで企業や店舗の認知度向上に活かせるほか、Indeedのレポート機能を活用して採用市場のデータを把握できるため、今後の採用戦略にも役立ちます。
例えば、求人の閲覧数やクリック率、応募者の属性などのデータを通じて、どのようなターゲット層にアプローチできているのかが分かります。これにより、求人内容の改善や、求職者が関心を持つ要素の特定がしやすくなります。
また、一定期間を通じてデータを蓄積していくことで、他社の動向や採用市場の傾向を把握しやすくなり、次回の求人活動にも役立てられます。
Indeedの無料掲載は、コストをかけずに企業ブランドの認知度を向上させ、リアルタイムのデータを通して効果を測定しながら、将来的な採用活動をさらに効果的にするための基盤を築く手段と言えるでしょう。
コストを抑えられる
通常、採用活動にかかるコストは、広告費や求人掲載費、人材紹介会社の手数料などが主な要素となりますが、Indeedの無料掲載を利用することで、これらの費用をゼロに抑えることができます。
ただし、無料掲載だけではすぐに効果が出ないこともあるため、採用難易度が高い職種や早急に採用したい職種がある場合は、有料掲載に切り替えることも検討します。
掲載件数は無制限
Indeedの無料掲載には、掲載件数が無制限という大きなメリットがあります。
一般的な求人サイトでは掲載件数に応じて料金が発生したり上限が設けられていますが、Indeedなら複数店舗のある企業や募集職種が多い企業でも問題なく無料掲載できます。
また、同じ職種でもターゲットや切り口を変えた複数パターンでの掲載が可能です。
経験者向けと未経験者向けで内容を分けたり、異なるアピールポイントを使うことで、幅広い求職者層にアプローチでき、応募率の向上も期待できます。
何度も編集できる
Indeedの無料掲載は、何度も編集できる点が大きな魅力です。
大手転職サイトやアルバイト求人サイト、求人誌などでは、掲載後に内容を編集できないケースが多く、一度掲載した内容が固定されてしまうことも少なくありません。
しかし、Indeedのような運用型求人サービスでは、掲載後でも何度でも編集が可能です。これにより、応募状況や応募者の属性を見ながら求人内容を柔軟に調整できるため、効果を高めやすくなっています。
最近では、Indeedのように求人を継続的に改善していく運用型のサービスが主流になっており、求人の質を向上させる手法が一般的になってきています。
幅広い求職者層へリーチできる
Indeedは、幅広い求職者層へリーチできる点が大きなメリットです。
日本国内だけでも月間3700万人以上が利用しているため、職種や雇用形態を問わず多くの求職者にアプローチできます。
以前は、特定の専門職(エンジニアなど)には効果が薄いとされていましたが、2024年現在では専門的な職種での採用成功事例も増加しています。
弊社でもIndeedを活用した採用支援に多くの実績があり、中途採用、アルバイト、フリーランス(業務委託)など、さまざまな雇用形態での採用に成功しています。
認知度向上に活かせる
Indeedの無料掲載は、企業や店舗の認知度向上にもつながります。
もしすぐに応募が集まらなくても、多くの求職者がIndeed上で企業の情報を目にすることで、企業名や店舗名の認知を高める宣伝媒体として活用可能です。※求人募集であることが前提です。
また、無料で継続的に掲載できるため、特に知名度の低い企業や中小企業にとって、効果的に名前を広める手段となります。
応募前に職場の雰囲気を知りたいと考える求職者も多く、特に若年層では、アルバイト先の下見を希望する割合が7割にのぼるという調査結果もあります。求人を見た人が来店する可能性も十分に考えられます。
採用市場レポートが利用できる
Indeedが無料で提供している機能の一つに、採用市場レポートがあります。
このレポートは、管理画面から簡単に閲覧可能で、募集職種の採用難易度や平均給与、求職者が使用する検索キーワードなど、貴重な採用市場データを把握できます。
これらの情報を活用することで、求人内容を市場のトレンドに合わせて改善したり、ターゲット層に響くキーワードを盛り込むなど、より効果的な採用活動へとつなげることが可能です。
Indeedの採用市場レポートは、採用の現状を理解し、継続的に戦略を見直していく上で、重要なサポートツールとなります。
数値測定できる
Indeedでは、求人の数値測定が可能です。掲載した求人が検索結果に表示された回数、クリックされた回数、応募ボタンが押された回数まで詳細に測定できるため、データを基に採用活動を改善していくことができます。
例えば、検索結果への表示回数が少ない場合は、対象の求職者層にリーチできていない、そもそも対象となる求職者がIndeedを利用していない、求人が他に埋もれている、検索キーワードが適切でないなどの原因が考えられます。
弊社でもクライアント企業を支援する際にこれらの数値を分析し、応募数を増やすために課題を特定・改善しています。Indeedのデータ分析を活用すれば、効果的な採用活動の実現が可能です。
Indeedで無料掲載する前の準備
Indeedで求人を作成する際、途中で保存する機能がないため、一度で完成させる必要があります。したがって、掲載の準備段階で必要な情報をしっかりと整えておくことが、スムーズな求人作成のカギです。
求人作成後に編集も可能ですが、情報が十分に揃っている状態の方が審査に通過しやすいため、事前準備をしっかり行なっておくことをおすすめします。
すでにハローワークなどの求人媒体に掲載している場合は、準備の手間が少し省けますが足りない情報もあるかもしれないので念のため下記のリストをチェックしましょう。
- 採用メールアドレス(あった方がいい)
- 会社名
- 法人番号
- 職種名
- 採用予定人数
- 勤務地住所、郵便番号
- 給与
- 固定残業代の有無と詳細
- 勤務形態(固定時間制やシフト制など)
- 平均所定労働時間
- 試用期間の有無、期間、条件の変更
- 仕事内容(300文字以上が理想)
- 必須条件と歓迎条件
- 休暇、休日
- 待遇、福利厚生
- 選考についての補足情報(選考フローやオンライン面談の対応可否)
Indeedに求人掲載すると、応募者の通知をはじめとする様々なメールが送られてきます。
ほかの業務で使用しているメールアドレスを併用すると、応募者の情報が埋もれてしまうかもしれません。
採用のみで使用するメールアドレスを用意することをおすすめします。※例:「recruit@~~~.jp」
すべての情報が揃ったら、「Indeedで求人を無料掲載する方法」に沿って、進めてください。
Indeedで求人を無料掲載する方法
Indeedで求人を無料掲載する方法は、非常に簡単です。以下は具体的な手順と、求職者の目に留まりやすい求人作成のポイントです。
会社用のメールアドレスを推奨します。
可能であれば、採用のみで使用する専用のメールアドレスをご用意ください。
パスワードは後からでも変更可能ですので、急ぎの場合は分かりやすい仮のパスワードを設定しましょう。
必須項目は企業名と申込者名(社長または採用担当者)、申込者の電話番号です。
Indeedから電話がかかってくることがあるので、それを想定してどの電話番号を設定するか考えましょう。
任意項目には、従業員数(選択式)、申込者の役割(役職)、Indeedを使うことになったきっかけがあります。
企業名や代表者名、所在地、法人番号など基本情報を入力します。
求人に載せる情報をすべて入力します。必須項目には「赤い星マーク」が付いています。任意項目は求人公開後に編集してもOKです。
応募時に履歴書の提出が必須なのかを設定します。
ひとまず応募時点では履歴書の提出を不要にして、応募が完了したあとにメッセージで回収するのが無難です。
そのほか、電話応募の可否や採用までにかかる日数の目安を設定します。
「審査用の質問」という項目は無視してください。
求人の内容が完成したら、「この内容で確定」をクリックします。
次のページで無料掲載と有料掲載の選択画面があるので、「求人を無料掲載する」をクリックしてください。
ここまでが求人無料掲載の一連の流れです。
特定の条件・基準によって無料掲載できない場合もある
- ガイドラインに抵触している
- 内容が不十分
- 派遣や業務委託の募集(非掲載になる可能性が高い)
Indeedでは多くの求人を無料で掲載できますが、特定の条件によって非掲載または有料掲載のみとなる場合があります。上記にリストアップした3つは非掲載になりやすいので注意が必要です。
ガイドラインに抵触している場合
Indeedは求職者保護や透明性を確保するため、求人掲載に関する厳密なガイドラインを設けています。求人内容が以下のような場合、ガイドライン違反と見なされ非掲載になる可能性があります。
- 誇張・虚偽の記載:仕事内容や給与条件が実際の内容と異なる場合
- 差別的表現の使用:特定の年齢や性別に偏った表現がある場合
- 不適切な勧誘:広告的、または求人以外の目的での投稿(ネットワークビジネスや営業型勧誘)
内容が不十分な場合
求人内容が不明瞭であったり、基本的な情報が不足していると、Indeedの掲載基準を満たさないと判断され非掲載となる場合があります。例えば、下記のようなものがあります。
- 仕事内容の説明不足:具体的な業務内容が記載されていない、または抽象的な表現のみ
- 必要条件の曖昧さ:求職者がどのようなスキルや経験を求められているか不明確な場合
- 会社情報が不完全:会社名や所在地、業種など、信頼性を示す情報が不足している場合
派遣や業務委託の募集
派遣社員や業務委託契約など、求職者の直接雇用ではない形式の求人は、Indeedでの無料掲載が制限される場合があります。
とくに業務委託契約や短期派遣業務などの求人は、非掲載の対象となりやすいため注意が必要です。これらの場合、有料プランを検討する必要があることもあります。
もし無料掲載できないなどお困りごとがあれば、いつでも弊社までご相談ください。
独自の採用ロジックで継続的な採用活動の改善を目指し、法人設立から2年で200名以上の採用に貢献してきました。まずは無料相談からお気軽にお問い合わせください。
無料掲載と有料掲載(Indeed PLUS)の違い
Indeedには、無料掲載と有料掲載(Indeed PLUS)の2つがあり、目的や採用の緊急度に応じて使い分けが可能です。それぞれの違いを以下に解説します。
掲載の表示順位
無料掲載:検索結果に表示されますが、上位に表示される頻度が少なく、ほかの有料求人に埋もれる可能性があります。時間が経つと下位に移動するため、緊急でない募集や長期的な採用に向いています。
有料掲載(Indeed PLUS):検索結果の上位に表示されやすく、より多くの求職者に目に留まるよう工夫されています。短期間での採用を目指す企業に適しています。また、条件を満たすことで提携している求人媒体に自動掲載されます。
求人のリーチ力
無料掲載:広く求職者に公開されますが、表示頻度や目立ちやすさは有料求人に比べて劣ります。じっくりと募集を続けるには向いていますが、露出が制限されるため応募数が限られる場合もあります。
有料掲載(Indeed PLUS):求人の露出が強化され、特にターゲット層へのリーチ力が向上します。広告効果によって、より多くの求職者が目にすることで応募数が増える傾向にあります。
データ分析とターゲティング機能
無料掲載:基本的な応募データ(表示回数やクリック数、応募数)は確認できますが、ターゲティング機能は制限されています。
有料掲載(Indeed PLUS):詳細なデータ分析機能やターゲティングオプションが利用可能です。ターゲット層に向けた広告の最適化や、より精度の高い採用戦略を実現できます。
掲載期間
無料掲載:期限はなく、採用が決まるまで掲載を続けられます。
有料掲載(Indeed PLUS):通常は広告予算に応じた期間での掲載となり、予算消化とともに終了します。短期間で集中して応募を集めたい場合に向いています。
Indeedの画面が急に英語表記になったときの対処法
Indeedは、世界中で使われているサービスなので、あらゆる言語に対応しており、画面をポチポチ操作していると、急に英語表記に変わってしまうことがあります。このとき日本語に戻す方法をお伝えします。
Indeedのトップ画面が表示されています。画面右上に人型アイコンとメールアドレスが記載されているので、クリックします。
メニューの中から「Employer settings」をクリックします。ちなみに日本語版では「採用企業向けアカウントの設定」と表示されています。
画面下の方に「Language」の項目があるので、ペンマークをクリックして編集します。
「Language」を日本語に設定し、「Save」をクリックします。
最初から日本語になっていた場合でも、同じく保存ボタンを押してください。
これで日本語表記に変わります。
まとめ
Indeedで求人を無料掲載する方法と、その効果を最大化するためのポイントについて解説してきました。
この記事を通じて、コストを抑えつつも効果的に求職者にリーチし、応募を集める方法を学んでいただけたかと思います。以下に要点をまとめますので、最後に復習しておきましょう。
- 現代の採用活動においてIndeedは必須のツールなので即登録した方がいい
- 企業や店舗の認知度向上や採用市場レポートによる改善などにも活用できる
- 採用のみで利用するメールアドレスを用意する
- 求人作成は途中で保存できないから先に情報を用意する
- 特定の条件や基準で無料掲載できないこともある
- 求人掲載後に編集が可能なので、応募者の反応を見ながら柔軟に調整していくと効果的
Indeedを最大限に活用すれば、コストをかけずに効率的な採用活動が実現できます。
採用においては求職者との接点を大切にし、Indeedの機能をうまく使いこなして、企業の魅力がしっかり伝わる求人を作成しましょう。
もしIndeedの運用に不安がある方や、さらに効果を高めたいとお考えの方は、ぜひ弊社の採用支援サービスにご相談ください。プロのサポートで、Indeedを通じた採用成功をサポートいたします。